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診療グループ
心血管画像診断グループ

スタッフ

納谷 昌直(講師)

小原 雅彦(大学院生)  相川 忠夫(大学院生)  益子 春江(大学院生)

診療内容

心臓CT、心臓核医学検査、心臓MRIの3領域で活動しています。

1)心臓CT

マルチスライスCT (multidetector-row CT: MDCT)は従来のCTに比べ短時間(心臓全体で10秒程度のスキャン)で多くの情報を得ることが可能です。そのため患者さんの体の負担が減少する一方、より高解像度の心血管の画像を得ることが可能です。

MDCTを用いても、糖尿病患者さんや透析を受けられている患者さんなどで高度の石灰化が存在する場合や不整脈などで心拍変動が大きい場合には正確な評価が困難な場合があります。

しかし、MDCTは入院の必要が無く、64列MDCTを用いた冠動脈病変に対する陰性的中率は98~100%と高く、スクリーニング検査として非常に有用です。また冠動脈を立体的にあらゆる方向から観察可能で、仮想内視鏡像を用いて立体的に心血管内部を把握することも可能です。さらに種々の再構成画像より冠動脈壁や病変部プラークの性状などの従来の冠動脈造影では得られなかった新しい情報を得ることも可能となり、冠動脈疾患の診断、治療に大きな効果を発揮しています。

MDCTで再構成可能な種々の画像

  • 図1.Volume Rendering画像
  • 図2.Curbed Multi Planer
  •  
  • Reconstruction画像
  • 図3.angiographic view像
  • 図4.左房内部の仮想内視鏡画像

 

 

2)心臓核医学検査

心臓核医学検査とは、放射性同位元素を注射し、心臓に取り込まれた微量の放射線をシンチカメラで撮影することで、心筋の血流や脂肪酸代謝、心機能、心臓交感神経機能などを評価する検査方法です。

図5.心臓CTと核医学画像の重ね合わせ画像

負荷心筋シンチグラフィによる虚血性心疾患の診断と重症度評価をしています。18(上付き)F-FDG PETによる心サルコイドーシスおよび全身性サルコイドーシスの診断をしています。さらに心臓CT画像との重ね合わせが可能となり、冠動脈疾患の診断、治療に大きな効果を発揮しています。

3)心臓MRI

心臓MRI検査は、冠動脈の形態、心臓全体の構造、心筋の性状、心機能などを1回の検査で把握することができ、心臓を包括的に評価することが可能です。

 

また、従来の画像診断法では評価が困難であった、軽度の心筋虚血や心筋梗塞(心内膜下梗塞)を診断することも可能となり、虚血性心疾患の診療で重要な役割を果たすようになってきています。また、心アミロイドーシスや心サルコイドーシス、肥大型心筋症、拡張型心筋症における心筋性状診断に有用です。

当院には最新鋭のMRI撮影装置が2台(3テスラと1.5テスラ)導入されており、放射線診断科と連携して積極的に検査を行っており、循環器疾患全般において威力を発揮しています。

心臓MRI遅延造影像による心筋梗塞病巣(左回旋枝領域)の検出