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研究グループ
心不全・運動負荷グループ

スタッフ

絹川 真太郎 (講師)  横田 卓(助教)

髙田 真吾(COI)  水島 航(留学中)  降旗 高明(医員)  福島 新(医員)

松本 純一(大学院生)  津田 正哉(大学院生)  中島 孝之(大学院生)

片山 貴史(大学院生)  南部 秀雄(大学院生)  白川 亮介(大学院生)

前川聡(大学院生)

研究紹介

これまでに心筋リモデリング・心不全の発症・進展に酸化ストレスが重要な役割を果たしていることを見出しました。さらに最近、我々はTリンパ球の亜群であるナチュラルキラーT(NKT)細胞という細胞に注目した研究を行っています。心臓にも極少数ですがNKT細胞が存在し、心筋梗塞後心不全マウスでは増加しています。さらに、αガラクトシルセラミド(α-Galcer)を用いてNKT細胞を活性化させると生存率が改善し、心筋リモデリングや心不全の進展が抑制されることを見出し、報告しました(Circ Res 2012;111:1037-47)。この細胞と心不全との関連を研究したものは世界でも全く報告されておらず、我々独自の研究です。

また、我々の研究室では、心不全における運動能力に注目した基礎研究も展開しています。以前より、心不全患者の運動能力低下に末梢の骨格筋の機能異常が関わっていることが知られていました。しかしながら現在に至るまでなぜ心不全において骨格筋が障害されるかは知られていません。下図の様な小動物用のトレッドミルを用いて運動能力を評価し、心不全モデル動物や遺伝子改変動物の運動能力を調べ、さらに骨格筋の機能を詳細に解析しています。このような我々の研究室で行っている心不全と骨格筋の関連を検討する基礎研究も極めて独創的と考えられています。

小動物用トレッドミルを用いたマウスの運動能力測定

北翔大学と共同で行っている臨床研究では、磁気共鳴スペクトロスコピーを用いて、骨格筋エネルギー代謝や筋細胞内脂肪を測定し、運動能力と骨格筋機能との関連を検討し、運動能力改善を目指した新規治療法の開発に寄与するような研究を行っています。また、数多くの全国規模の心不全の臨床研究および疫学研究を行っています。

 

臨床に立脚した心不全の病態解明・新規治療法の開発に貢献できる質の高い基礎研究を行い、基礎研究で得た新たな知見を臨床に生かすようなトランスレーショナル研究へつなげていきたいと考えています。同時に、臨床研究・疫学研究の重要性を認識し、日本独自の質の高いevidenceの構築に力を注ぎたいと考えています。