Department of Cardiovascular Medicine

心臓カテーテル班

心臓カテーテル

スタッフ

診療内容

私たちは、狭心症や急性心筋梗塞などの虚血性心疾患、各種心筋症・心不全の診断・治療や循環器集中治療はもちろんのこと、最先端の医療を患者様に提供するため、カテーテルを使用したさまざまな診断・治療に従事しております。 2014年1月に、当院初の心臓移植に成功しました。心臓移植後に良好な状態を維持するためには免疫抑制剤を適切に使用し、拒絶反応を抑制する必要があります。したがって、移植後急性期拒絶反応の評価のために、移植後初回4週間は心内膜心筋生検を毎週行います。さらに、慢性期にはCardiac Allograft Vasculopathy (CAV)といわれる冠動脈の内膜肥厚によるびまん性狭窄を生じることがあり、冠動脈造影、IVUSによる評価を少なくとも1年毎に行っております。

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このように、当院は心臓移植認定施設であることから、重症心不全患者様が主に道内各地から数多く来院されます。心臓移植適応取得から心臓移植までは平均3年以上の待機期間が必要となるため、患者様によっては植込み型人工心臓(左室補助装置:LVAD)装着手術が必要となります。そのような患者様の中には、長期経過の中で右心不全から両心室VADが必要となることがあるため、3~6か月ごとに、右心カテーテル検査により正確に血行動態を評価したうえで、最も適切なVADの調整を行っております。

また、当院は近年わが国でも可能になった構造的心疾患に対するカテーテル治療も積極的に行っており、高度大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)の認定施設として、2016年からハートチームを設立し、TAVIを開始しました。多くの患者様が治療を受けられ、良好な手術成績が得られております。また、2018年12月より僧帽弁閉鎖不全症に対するカテーテル治療(カテーテルの先端につけたクリップを用いて僧帽弁の逆流を抑制して心不全症状を改善する治療方法で、手術困難な患者さんに対しても治療が可能)である経皮的僧帽弁接合不全修復術を道内に先駆けて開始しました。

当院は重症心不全診療の拠点大学病院として、今後も最先端の低侵襲治療を積極的に取り入れてゆく方針です。

経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)について

経皮的僧帽弁接合不全修復術について

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その他の臨床専門班